ご利用マニュアル
Google アナリティクス4(GA4)連携機能
Google アナリティクス4(GA4)連携機能とは
機能について
本機能によってGA4と呼ばれるGoogle アナリティクス4(以下、Google アナリティクス)と連携することで、ウェブサイトの表示言語を「イベント」として計測し、言語ごとのイベント数(表示された数)やユーザー数をGoogle アナリティクス上で確認することができます。
仕様について
閲覧者のアクセスや言語切り替えに応じて、以下のようにshutto翻訳が表示言語を決定した際にイベントが送信されます。
- 「初回表示言語」の設定に合わせて表示が決定されたタイミング
※ 初回表示言語には、閲覧者のブラウザ設定言語に合わせて自動で言語を切り替える設定があります。
※ 翻訳元言語で表示される際にも、翻訳元言語がイベントとして送信されます。
例)日本語サイトが日本語で閲覧された場合は「ja(日本語)」のイベントが1となります。 - 言語切り替えバーにより、言語が変えられたタイミング
- ページを遷移したタイミング
- サイトに再訪問したり、リロードしたタイミング
海外検索エンジン対応ページの表示について
海外検索エンジン対応機能によって生成された、各言語のページ(言語ごとにドメインが異なるページ)が表示された際も、表示言語がGoogle アナリティクスにイベントとして送信されます。
例:英語ドメインのページが表示された場合には「en(英語)」イベントが送信されます。
イベント計測はページを遷移したタイミングにも行われます。
言語の切り替えを行うと、各言語に対応したドメインのページに遷移するため、切り替え後の表示言語イベントは、遷移先のページにおけるイベントとして計測されます。
※ 海外検索エンジン対応ページは、翻訳元サイトと同じGoogle アナリティクスの計測タグが入った状態で生成されます。そのため、各言語ドメインのページのデータも同じGoogle アナリティクスのプロパティに集約されますが、計測のされ方やGoogle アナリティクス上での見え方はお客様の設定状況によります。
1. Google アナリティクスでカスタムディメンションを作成する
カスタムディメンションとは?
Google アナリティクスのディメンションとは、どのようなくくりでデータを見たいか(ページごと、ユーザー属性ごとなど)といった分析軸のことです。
カスタムディメンションは、Google アナリティクスの標準ディメンション以外に、独自の分析軸を設けたい場合に設定するディメンションです。Google アナリティクスで"編集者"以上の権限でログインし、設定してください。
【Google アナリティクス4 [GA4] カスタム ディメンションとカスタム指標】
① 「管理」 > 「プロパティ」 > 「カスタム定義」を選択
② 「カスタムディメンションを作成」を選択
③ 下記の値を設定し保存
- ディメンション名:レポートに表示される任意の名前を設定してください。ここでは「shutto翻訳言語」と設定しています。
- 範囲:「イベント」を選択してください。
※ イベント スコープのディメンションでは、ユーザーが行った操作に関する情報を確認できます。 - イベントパラメータ:「shuttotrans_lang」を入力してください。
※ Google アナリティクス4の仕様上、タグを設置してから最初の48時間はカスタムディメンションに対して「(未設定)」という値が表示されます。
2. shutto翻訳のGoogle アナリティクス連携タグをサイトに設定する
※ 下記に記載する方法は、タグ管理ツール・Google タグマネージャーを使わない方法です。Google タグマネージャーを利用した設置方法はこちらをご確認ください。
※ ご利用のプラットフォームによっては、プラットフォーム専用のタグを設置いただく必要があります。
futureshop・makeshopをご利用のお客様で本機能をご利用になられたい方はこちらよりお問合せください。
① shutto翻訳管理画面内、「サイト設定」より、「Google アナリティクス連携タグ」>「Google アナリティクス4(GA4)と連携する」をクリックする
② 表示された連携タグをコピーする
③ shutto翻訳の導入タグの直後に設置する
※ Google タグマネージャーでshutto翻訳の導入タグを設置している場合はこちらをご確認ください。
3. Google アナリティクスでイベント数を確認する
※ Google アナリティクスの仕様上、タグを設置してから最初の反映までに48時間かかります。
3-1. 各言語のイベント数を確認する
3-2. ページごとに各言語のイベント数を確認する
3-1. 各言語のイベント数を確認する
①「レポート」 > 「ライフサイクル」 > 「エンゲージメント」 > 「イベント」 を選択
② イベント名で「shuttotrans_set_lang」を指定
イベント数(表示した数)、利用したユーザー数(総ユーザー数)を確認できます。
③ カスタムディメンションを選択
【Google アナリティクス4 [GA4]レポートのディメンションを変更する】
④ 登録したカスタムディメンション”shutto翻訳言語”を選択
⑤ 言語ごとのイベント数、総ユーザー数を確認する
3-2. ページごとに各言語のイベント数を確認する
① 「レポート」 > 「ライフサイクル」 > 「エンゲージメント」 > 「ページとスクリーン」 > 「ページパスとスクリーンクラス」を選択
② カスタムディメンションを選択
登録したカスタムディメンション「shutto翻訳言語」を選択
③ イベント数の下にあるプルダウンを「shuttotrans_set_lang」に変更