コラム

WEBサイトを翻訳する上で知っておきたい基礎知識

WEBサイトを翻訳する際に、翻訳ツールの利用を検討する上で、知っておきたい基礎知識についてご紹介します。WEBサイトを翻訳することが確定したけれど、具体的なイメージをつかめない、何が必要なのか、何を考えるべきかといったことで悩んでいる方は、ぜひご参考ください。
 

shutto翻訳ツールの仕組みと基本概要

shutto翻訳は、Javascriptタグを該当のサイトへ設置することで、WEBサイトの翻訳を行う翻訳ツールです。またSaaSツールであることから、自社でサーバー設置やメンテナンスを行う必要がないため、導入のハードルが低く、すぐに利用開始することができるのが特徴となっています。
翻訳の核となっている部分は、機械翻訳であるGoogle翻訳APIを利用しており、比較的精度の高い翻訳結果を得ることができます。その他、画像置換による画像の翻訳や、自動翻訳の編集ができるセルフ翻訳といった機能を兼ね備えているため、翻訳会社やクラウド翻訳で依頼するよりも、安価に翻訳を行うことが可能です。

<用語集>
Javascript:動的なWebページを作成する事のできるプログラミング言語。JavaScriptを使うと、ユーザーのアクションに応じたコンテンツの表示の他、ブラウザー上で表示される地図やグラフィックアニメーションなども表示することが可能。

SaaS:「SaaS」は「Software as a Service」の略で、「サース」または「サーズ」と呼ばれる。ベンダーが提供するクラウドサーバーにあるソフトウェアを、インターネット経由してユーザーが利用できるサービスのこと。

機械翻訳:コンピュータを利用してすべて自動的に行う翻訳変換のこと。

クラウド翻訳:オンラインで翻訳を依頼したい企業・個人と、能力を活かし仕事を受注したい翻訳者をマッチングするサービスのこと。クラウドソーシングのクラウドから由来する。

サイトを翻訳するにあたって事前に知っておきたいこと

次にWEBサイトを翻訳するにあたり、知っておきたいことをご紹介します。WEBサイトを翻訳するには、2つの場合があるかと思います。一つ目は[ 国内 ]に滞在している、あるいは住んでいる外国人に対し、情報発信を行うことを目的とする場合です。二つ目は、[ 国外 ]にいる外国人に対し、情報発信を行うことを目的とする場合です。一つ目の国内にいる外国人に対して情報発信を行う目的の場合は、基本的にはサイトの表示内容を翻訳することができれば、会社の方針や要件がある場合を除き、他に注意すべきことはないかと思います。
しかし、二つ目の国外にいる外国人に対して情報発信を行う目的である場合は、国外の検索エンジン向けに施策を立てる必要があります。それが、「海外SEO対策」と呼ばれる国外向けサイトへの施策です。
日本と海外では、それぞれ使用される検索エンジンやコンテンツの閲覧傾向等に違いがあるため、国外にいる外国人からの流入を見込むためにも、日本語サイトとは別に対応を行う必要があります。

<用語集>
海外SEO:外国の検索ユーザー向けにサイトを最適化するための取り組みのこと。

 

海外検索エンジン対応

国外の検索エンジン向けの施策とは、具体的に、海外の検索エンジンの検索結果に該当するようにWEBサイトを調整するということです。その方法が「海外SEO対策」と呼ばれるサイト施策です。
海外SEO対策には、多くの施策がありますが、たとえばサイトのHTML上に外国語を多用することやURLのドメインを海外向けに変更し、サーバーを海外に設定したり、場合によってはURLにサブドメインやディレクトリをつけるといった対応が、効果的であるとされています。そのため、WEBサイトを翻訳する場合は、国内向けのユーザーを想定しているのか、国外向けのユーザーを想定しているのか、ターゲットを明らかにして翻訳を行うことが大切です。
shutto翻訳では「海外検索エンジン対応機能」があり、それを利用することで、サーバー費用やメンテナンス費といったコストをかけずに、海外の検索エンジンからの検索結果に対応することが可能となっています。

<用語集>
海外SEO対策:海外向けの検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)を指す。

ドメイン:全体の中に定義される部分領域。特に、インターネット上に定められた部分領域を言う。ネット上の住所に当たる。

サブドメイン:サブドメインとは、(独自)ドメインをさらに分割して利用できるドメインのことを指す。1つのドメインを目的別や用途別に分けて利用する際に使用する。

ディレクトリ:コンピュータのファイルシステムにおいて、ファイルをグループ化するための特殊なファイルのこと。整理・管理などの目的で活用される。

サイトを翻訳するにあたって注意すべきこと

最後に、WEBサイトを翻訳するにあたり、注意しておきたいことについてご紹介します。サイトを制作する場合には、言語にかかわらず、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで検索された際に、サイトが該当するようにしなければなりません。
特に、Googleの検索エンジンは世界のシェア7割を占めており(引用:statcounter)、一番に注力したい部分になってくるかと思います。そこで注意したいのが、Googleではサイトの公正を見極めるため、掲載するサイトに対して多くのルールが存在する点です。Googleの検索エンジンには、掲載順位に関係するアルゴリズムがあり、そのルールに則り、サイトが該当するように作られています。そのため、たとえば重複するコンテンツを制作してはいけない、コンテンツの質を無視したキーワードありきのコンテンツにしてはいけない等、ルールを確認し、canonicalタグを設置する等、場合によって対応を行う必要があります。

<用語集>

canonical属性タグ:検索エンジンに重複ページと認識されることを避けるため、head内に記載するタグのこと。

 

Googleのポリシーと規約

上記のGoogleのルールというのが、Googleが掲げているポリシーと規約です。Googleの企業サイトにその内容が記載されているので、通常のサイトを作成するのと同様に、翻訳サイトを作成するときにもそれを参考にしてみるとよいでしょう。
単にWEBサイトを翻訳するといっても、上記のような予備知識があるのとないのとでは、大きく翻訳に対する要件が変わってくるかと思います。

<用語集>

ポリシー違反:Googleを利用するうえで利便性を提供するもの。違反ページを発見した場合、サイトを修正するように警告メッセージを送ることがある。

まとめ)翻訳ツールや予備知識をふまえて、WEBサイトを翻訳しよう

今回は、翻訳ツールの利用を検討する上で、知っておきたい基礎知識についてご紹介しました。翻訳ツールといっても、数多くのツールがありますが、shutto翻訳では、基本的にJavascriptを利用した翻訳を行っているため、簡単に導入することができるのが特徴となっています。また、SaaSツールであることから安価に翻訳を行うことが可能となっているので、翻訳のコストを抑えたい、簡単に翻訳を行いたいといったご要望をお持ちの方は、ぜひご検討いただければと思います。
その他、検討する際には、海外SEOや海外検索エンジン、Googleポリシーといった事柄についても注意していただき、あらゆる方向から検討してみるとよいでしょう。
shutto翻訳では、30日間の無料トライアルも用意しているので、上記のshutto翻訳の仕組みや利用用途を理解していただき、実際にWEBサイトの翻訳を試してみてください。

 

 

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