ご利用事例
- さぶみっと!レコメンド
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有限会社シサム工房様
有限会社シサム工房様は、フェアトレードの明確な基準を守りながら、日本国内で直営店やオンラインストア、オリジナルフェアトレード商品の卸販売も行う、フェアトレードブランド『sisam』を展開しています。
カラーミーショップ大賞2022で、全国40,000店以上のネットショップの中から1位である大賞を受賞したことがある『FAIR TRADE LIFE STORE by sisam FAIR TRADE』では、2019年6月より6年もの間『さぶみっと!レコメンド』をご利用いただいています。
実はその中で、8か月ほどレコメンドを利用していなかった時期がありました。
再度ご利用いただいたきっかけは何だったのか?利用後の効果はどうだったか?など、いろいろお話を伺いました!
導入前の課題
導入後の効果
<お話を伺った方>
有限会社シサム工房
古川 雄大様
「たくさんの商品をどう見せるか」EC運営の現場で見えた課題
―オンラインストアまわりの施策や業務は、ずっと古川様が担当していらっしゃるのですか?
古川様:私が入社したのが5~6年前で、それ以前からオンラインストアは存在していました。オンラインストア立ち上げ当初のメンバーはおらず、現在は4名でEC周りの運営をしています。
―その中で、古川様はどのような業務を担当されていらっしゃいますか?
古川様:私はよろず屋さんと言いますか(笑)業務が幅広いです。
『さぶみっと!レコメンド』のような外部アプリのタグ設置から、データ登録など設定関係全般、またメインではないですが、撮影やコラム作成、在庫の管理などもしています。
イー・エージェンシー:本当に業務が多岐にわたるんですね!
―シサム工房さんは、オンラインストアを始めた時からカラーミーショップをお使いだったのですか?
古川様:以前は、別のカートシステムを使用していましたが、HTMLとかCSSとか結構Webの知識が必要だったんですね。
リニューアルのタイミングで、より直感的な操作ができるカートシステムに変更しようということで、カートシステムをカラーミーショップに変更しました。
カラーミーショップ変更後、『さぶみっと!レコメンド』を導入した2019年当初は、「さぁ、ここからどうしていくか」という状態。「商品数が多いので、いかにたくさんの商品を見てもらうか」という課題がありました。
イー・エージェンシー:サイト内の回遊性を高める必要があったのですね。
―そういった課題解決のためにご利用いただいていたレコメンドですが、途中8か月ほど利用していなかった時期がありました。それは、どのような理由があったのでしょうか。
古川様:利用していない期間は、2023年の中頃だったと思うのですが、当時トップページに『さぶみっと!レコメンド』のレコメンド表示をしていたんです。
トップページの構成としては、「バナー」と「おすすめ商品」、あとは「私たちについて」とか「パートナーとの関係」のような固定コンテンツを並べていたんですが、デザイン的にほぼおすすめ商品が並ぶ状態になってしまいました。
その頃はスタッフも増え、SNSの運用を本格的に始めたりして、サイトに掲載したいコンテンツが増えてきたタイミングでもありました。
そこで、一度トップページに掲載するコンテンツの見直しが入ることになり、一旦『さぶみっと!レコメンド』の利用を中止していました。
イー・エージェンシー:サイトリニューアル時にタグが削除されてしまったとか、効果を感じなかったということではなく、コンテンツ見直しのタイミングということだったのですね。
レコメンド再開のきっかけは、「自分たちができることをやろう」
―その後、またご利用を再開されたきっかけは何だったのでしょうか。
古川様:さらにオンラインストアの売り上げを伸ばしていこうとする中で、サイトのデザインを変えることはできないが、「とにかく自分たちができることをやっていこう」ということになりました。
コンテンツの見直しで、カラーミーショップの管理画面を触っているうちに徐々にHTMLなどにも慣れてきて、ようやくいろいろなことに時間が割けるようになりました。
そこで、レコメンドサポートからご連絡もいただいていましたし、改めて『さぶみっと!レコメンド』の使い方などをじっくり見てみたんです。
弊社はとにかく商品数が多く、サイト内の回遊率をもっともっと上げなければいけないという課題がありました。
さらに理想は、常にフレッシュな情報をお客様に見ていただきたい。そこで、回遊性を高めるという点と常にフレッシュな商品情報を掲載できる点が『さぶみっと!レコメンド』の「ランキング表示」とマッチしたので、利用を再開することになりました。
イー・エージェンシー:そのような経緯があったのですね。
回遊率アップと“商品との出会い”がもたらす、ブランド体験の深化
―回遊率とはよく聞くけど、回遊率を上げるためにどうすればよいか、ご存知ない方もたくさんいらっしゃると思います。「商品をたくさん見てほしいから回遊率を上げよう」だから「レコメンドを使おう」というように、回遊率とレコメンドが結びついたのはなぜですか?
古川様:弊社のサイトを見てもらうとわかるとおり、商品詳細ページが縦に長いんですね。
インドやネパールなど、フェアトレードパートナーである生産者さんたちのストーリーや手仕事の文化をしっかり伝えることは、私たちにとってとても大切なことなので、必然的にページのボリュームは大きくなってしまいます。
ただ、それらを読んでいただいて、他の商品も見せたいと考えた時、商品導線をうまく組み込むことができなかったんです。
イー・エージェンシー:「何をどのように出すか」が問題になってきますよね。
古川様:そうなんです。そういう時に、表示位置は下になってしまいますが、ランキングとかレコメンド機能があったらいいなと考えました。
レコメンドで、その方にとって発見があるような商品を見せることができれば、自然かつスムーズな商品導線ができると思ったんです。
イー・エージェンシー:そうでしたか。
レコメンド表示位置が下の方にあるというお話が出ていましたが、商品詳細ページが長く、レコメンド表示が下の方にある場合、レコメンドのクリック率は低くなる傾向があります。
ただ、シサム工房さんの場合、それにもかかわらずクリック率が高いんですよね。
古川様:あ、それは私もそう思っていました!
イー・エージェンシー:このクリック率の高さは、ユーザーさんがしっかり説明やストーリーを読んでいる証でもあり、またレコメンド再開の目的でもあった、他の商品への興味関心を引き、スムーズな商品導線の役割も果たせている証でもあると思います。
ランキングだけでなく、回遊促進に役立つPVレコメンド(よく一緒に見られている商品をおすすめ)や、商品詳細以外のページにもレコメンドをご利用いただくと、さらに効果が上がると思いますよ。
古川様:そうですね。『さぶみっと!レコメンド』のポテンシャルは感じています!
イー・エージェンシー:ありがとうございます!
レコメンドが導いた"気づきの循環"と"注目度の可視化"
―レコメンドを再開して、感じた効果はありましたか?
古川様:レコメンド管理画面のダッシュボードでクリック率などを見ていまして、先ほどと重複しますが、ページの下におすすめ商品があるわりにはよく押されていて、サイト内回遊に繋がっているなと思いました。
また、ランキング商品に動きがあるので、レコメンドによる他商品への気づきを与えた結果、ランキングに影響してきているのではないかと感じています。
―レコメンドの売り上げへの効果は感じていらっしゃいますか?
古川様:ダイレクトにレコメンドが効いているかはわからないですが、じわじわと毎月売り上げが伸びているので、そこにはもちろんレコメンド機能が確実に寄与していると思います。
効果の話ではないのですが、私たちとしては、お客様に新作商品を買っていただきたいんですね。
人気ランキングを見ると、新作商品の中でも何が見られているのか、お客様がどのような商品に注目しているかがわかるので、仮説を立てたり、施策を考える際に『さぶみっと!レコメンド』の人気ランキングがとても重宝しています。
イー・エージェンシー:そのような活用方法もあるのですね!
そういえば、シサム工房さんのサイト内で、新着商品としての表示がないように見えるのですが・・・。
古川様:そうですね。新着商品一覧のようなものはトップページに組み込めているわけではないので、今後は『さぶみっと!レコメンド』の新着商品もサイト内に入れ込む余地はあるかなと思っています。
イー・エージェンシー:そうですね!ぜひご利用になってみてください。
効果については、当初の目的だったサイト内回遊促進において、クリック率の高さから順調に効果を実感いただけており、売り上げアップにも繋がっていると感じていただけているようで、安心いたしました。
―期待していた効果以外に、レコメンドがもたらした良い効果はありましたか?
古川様:新コレクションが出ると、時期に合わせたイベントを実施して、広告も打つんですが、そのイベントの結果が人気ランキングに現れるんですよね。
イー・エージェンシー:新コレクション商品を広告のランディングページにしているということでしょうか。
古川様:はい、そうすることもあります。
なので例えば、いつもはアパレル商品中心のランキングでも、雑貨のイベントをやっている時は、ランキングに雑貨商品が急に上がってきて、イベント感が出たり、サイト内のユーザーの動きの変化がランキングから見て取れたりするのが良かったです。
イー・エージェンシー:閲覧数が多い商品順のランキングをご利用いただくことで、イベント・広告流入ユーザーのサイト内の動きがランキングに反映されるというのは、確かに面白いランキングになりますね。
―参考までに皆さんにお伺いしているのですが、レコメンドによるデメリットを感じたことはありますか?「ない」であって欲しいのですが(笑)
古川様:ユーザーさんにとっては、商品をおすすめされることに対して、ネガティブなイメージは抱かないのではないかと思いますが・・・。
あるとするならば、レコメンド表示の仕方によっては、ページが長くなりすぎてしまうのでは?という不安はあります。でも、それは何を使っても同じで『さぶみっと!レコメンド』に限った話ではないですが。
イー・エージェンシー:たしかに、そういった懸念もありますよね。
一方で、商材によってはページが長くなっても、たくさんのおすすめ商品を見せることが、効果的な導線になることもあるんです!
実際、店舗様の中には商品詳細ページに4つの機能を活用し、40商品をおすすめ表示しながらも、しっかり成果を上げている事例もありますので、取り扱い商品やサイト訪問者の特性に応じて、レコメンドの表示件数を最適化していただくことが重要なのだと思います。
古川様:そうですね。なんでもかんでもおすすめすれば良いというわけではないですもんね。
イー・エージェンシー:おっしゃるとおりです。
レコメンドのデメリットでいうと、古川様としては、特にデメリットを感じていらっしゃらないということで、安心いたしました!
6年にも渡り当サービスをご利用いただき、またこうしてお話しする機会をいただけましたことを心より感謝いたします。
有限会社シサム工房 古川様のインタビューは以上です。
古川様、ご協力いただきありがとうございました!
さいごに
商品の多様性を活かしながら、丁寧な導線設計とユーザー体験の向上を追求されているシサム工房様のお話はいかがでしたでしょうか。
シサム工房様のフェアトレード商品は、それぞれにストーリーがあり、ページは読み応えのある縦長構成ですが、その中で「他の商品にも自然に出会ってもらうにはどうすればよいか?」という課題を、『さぶみっと!レコメンド』によってスムーズに解決されました。
また、『さぶみっと!レコメンド』の機能を通じて、新商品の注目度を可視化できたという点は、古川様からレコメンドの新たな魅力を教えていただくことになりました。
シサム工房様のように、「丁寧に伝える」ことを大切にされるブランドにとって、「気づき」と「発見」を生むレコメンド機能は、まさに欠かせない存在です。
レコメンドは、売り上げへの直接的な貢献だけでなく、商品やお客様の動きに“気づくための視点”としても、大きな役割を果たします。
レコメンドの導入効果がわからず導入を悩んでいらっしゃる方は、ぜひ売り上げ貢献以外のメリットがあることも加味いただいた上で、導入を検討してみてくださいね!
※カラーミーショップアプリストアで展開している『さぶみっと!レコメンド』は、カラーミーショップアプリ連携による特別価格で提供しているため、通常料金とは異なりますのでご了承ください。
株式会社イー・エージェンシーでは、『さぶみっと!レコメンド』の他、ECサイトで売り上げを伸ばしたい方向けにカゴ落ち対策の『CART RECOVERY®』、海外の方にも認知を広めていきたいとお考えの方向けに自動翻訳サービス『shutto翻訳』をご用意していますので、ぜひサービスサイトをご覧ください。
今後も『さぶみっと!レコメンド』では、機能品質の向上・改善に努めてまいります。
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インタビューにご協力いただいた企業さま
会社名 | 有限会社シサム工房 |
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導入先URL | https://sisam.shop-pro.jp/ |
事業内容 | 直営店舗事業 |
お話を伺った方 | 古川 雄大様 |
- 本事例は2025年5月現在の内容です。
- 本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
- 掲載企業様への直接のご連絡はご容赦ください。
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