<お話を伺った方>
パーフェクトワールド株式会社
取締役副社長 細谷 明人 様
―貴社の事業内容について教えてください。
細谷様:当社は「PERFECT WORLD TOKYO」という店名でECショップを運営しております。スヌーピーやミッフィーを含めたメジャーキャラクターから最近話題の新しいキャラクターまで、キャラクターグッズおよび雑貨をメインに販売している会社になります。
当ショップの一番の魅力は、「豊富な品揃え」です。今ではカラーミーショップでの商品登録数は約56,000点ありまして、そのうち有効在庫として常時動いているものが約20,000点になります。キャラクターの数や、商品の在庫数含めて、恐らく日本でもトップクラスに品揃えが多い会社ではないかと自負しております。
e-365 :サイトを拝見したのですが、本当にポップで見ていて楽しいサイトだなと思いました。
細谷様:ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。
e-365 :これだけの品揃えがあると、時期による注文の波も大きそうですね。やはり繁忙期などはございますか?
細谷様:一番アクセス数が多い時期や売り上げが高いのが、12月のクリスマスシーズンですね。クリスマスプレゼントに利用されるケースが多いため、11月から12月にアクセスが集中します。特に12月はアクセス数は普段の10倍近く、売り上げも普段の2倍から3倍程度になります。
e-365 :アクセス10倍というのはすごいですね。客様の購買傾向として、同じキャラクターのものを買われる方が多いのでしょうか?それとも別のジャンルに渡って購入される方も多いのでしょうか?
細谷様:実は弊社でも意外だったのですが、異なるキャラクター同士が同時に買われるケースも多いんです。
例えば、お母さんがご自身の好きなミッフィーのグッズを買うついでに、お子さん用にディズニーのキャラクターグッズをあわせて購入される、といったケースです。
e-365 :複数の好きなキャラクターを組み合わせたり、ご家族用であったりと、まとめ買いのニーズが非常に高いのですね。
細谷様:そうなんです。異なるキャラクターのあわせ買いの他、キャラクターグッズの世界には特有の商品展開がありまして、例えば「2026年秋のイラスト」というような限定デザインが出ると、その一つのイラストからポーチ、小さなトートバッグ、お弁当箱と、いろいろな雑貨に広がっていくんです。
このような場合、「この商品を見た方たちはこういう商品も見てますよ」といったおすすめ表示があると、「あ、同じイラストでもこんな商品もあったんだ」という新しい発見につながりますよね。商品との出会いを作ることができれば、さらなるあわせ買いが生まれて、売上アップにもつながるのではないかと考え始めていました。
e-365 :まさにレコメンドの機能がお役に立てる部分になりますね。
―導入前に抱えられていた問題や課題について教えてください。
細谷様:大きく分けて2つありました。1つ目は、純粋に売り上げをもっと上げたいということ。
2つ目は、サイトのデザイン性や、使いやすさ・見やすさを向上させて、「見てる人に楽しんでもらいたい」 ということでした。
1つ目の課題の「売アップ」は、あわせ買いや客単価アップが必要だと考えていましたが、商品数が多くなるにつれて、さまざまな商品をお客様に見せるのが自力では困難になりました。
2つ目の課題「見ている人に楽しんでもらいたい」に関しては、導入前はサイトのトップページに人気ランキングの表示もなく、注目されている商品がひと目で分からない状態でした。
社内でも「ランキングやレコメンドのように、日々自動的に商品の陳列が変わるような枠があったらいいよね」という話は出ていたのですが、当時はレコメンドの仕組みや設定方法が分からず、導入に踏み切れずにいました。
e-365 :なるほど、サイトの見せ方や商品導線は売り上げにも直結しますよね。当時は『必要だと分かっていても、どう実現すればいいか分からない』という葛藤があったわけですね。
―そこから『さぶみっと!レコメンド』を知った経緯や、導入の決め手となった背景を教えてください。
細谷様:ちょうど解決策を模索していた時に、『さぶみっと!レコメンド』の存在を知りました。
きっかけは、カラーミーショップアプリストアでおすすめのアプリをお伺いした際に、「このアプリは効果もありますし、費用感も含めてすごくいいですよ」とお勧めされたのが『さぶみっと!レコメンド』でした。
導入の決め手としては、おすすめしてもらったこと、そして12月の繁忙期に向けた戦略にレコメンド機能がマッチしていたからです。12月はアクセスが10倍ぐらいに伸びるので、そこに広告費もかけて外への露出を増やし、打って出るぞという計画がありました。その時に、ウェブサイトに入ってきたお客様に楽しんでいただくため、日々商品のラインナップが変わるランキングやおすすめ商品を表示する必要性を感じました。さらに、せっかく増えた訪問者を逃がさないための直帰防止や回遊施策、あわせ買いによる客単価アップの施策としてもレコメンドの必要性を感じて、
繁忙期前の9月末から10月というタイミングで導入を決めました。
―導入時の設定や運用についてのハードルなどはございましたか?
細谷様:当導入する時の設置に関しては、『さぶみっと!レコメンド』サポートの担当の方とオンラインミーティングを実施して、一緒に確認しながら設定を行ったのでスムーズに進みました。
一方でデザイン調整が一番のハードルでした。
デフォルトデザインだと色や全体の雰囲気が、ポップなサイトデザインと合わず、
レコメンドの部分だけちょっと見た目が浮いていました。
でも、僕にはHTMLやCSSの知識がなかったので、直し方が分からずしばらく放置してしまいました。
e-365 :知識がない中でのデザイン調整は難しいですよね。そこからどのようにデザインの調整を進められたのでしょうか。
細谷様:Claude(クロード)やCodex(コーデックス)といった生成AIを活用してデザイン調整を行いました。
管理画面のCSSをAIに連携して、「レコメンドの四角い枠を角丸にしたい」と相談するんです。
そうするとAIが枠を角丸に変更する場合のコードや修正箇所を指示してくれるので、僕はそれをコピーしてペーストしただけなんです。
e-365 :そうだったんですね!デザインがしっかりと統一されていたので、てっきりデザイナーさんがいらっしゃるのかと思いました。
実際はAIを活用してご自分でレコメンド表示枠内のデザインを調整されたんですね!
HTMLやCSSなど、分からない領域にAIを使って手を入れるのは怖くなかったですか?
細谷様:最初は「崩れてしまったらどうしよう」という心配があって踏み込めずにいたんですけど、一歩踏み込んでみて気づいたんです。もし崩れてしまっても、AIに「元に戻してください」と相談すれば、元のデザインに戻すためのソースを教えてくれるんです。そのため、特にAIを活用して困ることはありませんでした。
本当に便利な世の中になったなと実感しています。
知識がある方は自分で調整できるので問題ないと思いますが、僕のように知識がなくて、どのようにデザインを調整すればよいかわからなくても、AIを活用すれば簡単に理想的なデザインを設定できます。一度使ってみたらその感動が分かるんじゃないかと思うので、怖がらずにまずはAIの活用も試してみてほしいです。世界が変わるんじゃないかなと思います。
―『さぶみっと!レコメンド』を導入されてから、どのような効果や変化を実感されていますか?
細谷様:導入前後290日間で比較すると、実際に販売された商品数は26.6%増加し、1回の注文で買った商品の数は15.9%、売上高は11.9%増加しました。
購入率は15.8%改善し、全体の受注数は46.7%、売上高は41.7%増加しています。
さらに季節性をそろえた前年の同期間(9か月間)で比較しても、受注数42.4%、売上高30.6%の増加となりました。
外部広告やSNS施策、その他アプリ強化を同時に行っていた結果でもありますが、
購入される商品の幅が広がった背景には、レコメンドによる「あわせ買い」の促進効果も大きかったと感じています。
ただ、直近のデータを見ると、レコメンドによるあわせ買い効果で受注数が上がったにも関わらず、レコメンドの効果として期待していた「客単価」が大きく変わっていなかったんです。
でも、これには背景がありまして、昨年から約1年かけて、有効商品数を15,000点から20,000点までゆっくりと増やしてきました。その際、今まで客単価が下がるからと扱っていなかった「マスキングテープ」や、年初から大ブームになっている「ボンボンドロップシール」といった低単価商品をかなり増やしたんです。
細谷様:本来であれば、低単価商品を売れば売るほど、全体の客単価は下がってしまうはずですよね。でも、実際には客単価はほとんど下がっていないんです。
これは、『さぶみっと!レコメンド』によって平均購入点数が増えた結果、客単価が下がるのを防いでくれたのではないか、と捉えています。
e-365 :なるほど。低単価商品が大量投入される中で、レコメンドのあわせ買い効果で客単価を維持しつつ、平均購入点数を伸ばすことで、結果的に売上アップにも繋がったということですね。
・『さぶみっと!レコメンド』導入後の主要効果
| CVR(購入率) | 受注数 | 売上高 |
| 約15.8%改善 | 約46.7%増加 | 約41.7%増加 |
| 1商品当たり受注数 | 1商品あたり売上高 |
|
+15.9% 商品単体あたりの販売効率・回転率が向上 |
+11.9% 商品単位での売上貢献度が大きく改善 |
※導入前後290日間の比較。外部広告や季節要因等の影響も含まれるため、本サービス単独の効果と断定するものではありません。
e-365 :他にも効果を感じる部分はありますか?
細谷様:はい、当ショップではランキングを「デイリー」に設定しています。
当社のように商品数が多く入れ替わりが激しいショップの場合、デイリー設定にすると毎日ランクインする商品の顔ぶれがガラリと変わります。
そうすると昨日訪れたお客様が今日またサイトに来たときに、新たな商品を見る面白さやワクワク感を提供できます。
また、最新のECトレンドの観点でも重要な気づきがありました。
今、AIがサイトを評価する「エージェンティックコマース時代」になってきていますが、AIから見て「そのサイトにお客様を楽しませるランキングがあるか」「レコメンドやレビューがあるか」「お客様がサイト内でどう回遊したか」といった要素が、サイトの信頼性を評価するポイントとして重要視されているそうです。
レコメンドは、ビジネスとしての売りだけでなく、そうしたAIからの評価や回遊性にも寄与してくると思っています。
―今後『さぶみっと!レコメンド』へのご要望や期待されていることはありますか?
細谷様:要望としては、マニュアルを読めば良いのでしょうけど、管理画面がもう少し直感的に操作できるようになると嬉しいですね。
ただ、それすらも今はAIに画面のスクリーンショットを貼って「ここをいじりたい」と相談すれば解決してしまうので、マニュアルを凌駕しているかもしれませんが。(笑)
―最後に、『さぶみっと!レコメンド』の感想をお願いします。
細谷様:レコメンドはあわせ買い促進、客単価アップといった売上アップに重要な要素のフォローアップをしてくれるビジネスに欠かせないツールだと思います。また、それと同時に、レコメンドによって『あ、こういう商品もあったんだ』とお客様に新しい発見をしてもらい、サイトを楽しんでもらえる効果があることも魅力の一つだと思います。
このように、『ビジネス面での効果』と『買い物の楽しさを提供できる』という2つの要素を兼ね備えている点が、レコメンドを導入する大きなメリットだと実感しています。
e-365 :本日は大変貴重なお話をありがとうございました!
これからもPERFECT WORLD TOKYO様の売り上げ向上を全力でサポートさせていただきます。
パーフェクト・ワールド様のインタビューは以上です。
細谷様、ご協力いただきありがとうございました!
オンラインショップ『PERFECT WORLD TOKYO』を運営するパーフェクトワールド様のお話はいかがでしたでしょうか。
オンラインショップの商品拡充を行い、お客様への見せ方やデザインにもこだわりつつ、売り上げにもつなげたご経験がとても素晴らしかったですね。
今回のインタビューを通じて浮き彫りになったのは、膨大な取扱商品を抱えるECサイトにおいて、顧客を迷わせず「新しい魅力的な商品との出会い」を自動創出する仕組みがいかに不可欠であるかという事実です。
パーフェクトワールド様は、5万超という膨大な商品数を誇りながらも、トップページへのランキング表示や詳細ページ・カート内でのレコメンド導入により、顧客の潜在的な「あわせ買いニーズ」を鮮やかに引き出しました。 低単価商品のラインナップ拡充という平均単価を押し下げる構造変化の中でも、セット買いをアピールすることで単価を維持し、結果として売り上げおよび購入点数約40%アップという見事な事業成長を遂げられています。
有料アプリを使うと、月額費用などのランニングコストがかかります。しかしその対価として得られるのは「レコメンド」の場合、業務の効率化やユーザー体験の向上、購入率の改善など、売り上げに直結する成果です。
特に「レコメンド」は、導入してから時間が経つほどおすすめ精度が向上し、購入率や売り上げに貢献します。
オンラインショップ内で利用する有料アプリは、その場限りのコストではなく、売り上げを伸ばすための「ストック資産」として長期的な価値をもたらします。
パーフェクトワールド様の事例を参考に、ぜひお早めにアプリ導入を検討してみてくださいね。
※カラーミーショップアプリストアで展開している『さぶみっと!レコメンド』は、カラーミーショップアプリ連携による特別価格で提供しているため、通常料金とは異なりますのでご了承ください。
e-365株式会社では、『さぶみっと!レコメンド』の他、ECサイトで売り上げを伸ばしたい方向けにカゴ落ち対策の『CART RECOVERY®』、海外の方にも認知を広めていきたいとお考えの方向けに自動翻訳サービス『shutto翻訳』など様々なマーケティングツールをご用意していますので、ぜひサービスサイトをご覧ください。
今後も『さぶみっと!レコメンド』では、機能品質の向上・改善に努めてまいります。